○ハイム 旧: 後天性で生えてきた角がコンプレックスの女の子。 角のせいでいじめられた経験から角を引きちぎろうとしたことがある。 ​森で隠居していたらロウムに見つかり保護された。現在はロウムの所持する屋敷で一緒に暮らしている。居心地は良いらしく、ロウムには感謝している。 新: ある日、一人の少女の耳元に突如として角が生えた。 それは「呪い」と恐れられ、かつて町で最も美しいと称えられた彼女を、孤独な怪物に変えた。 角を憎み、自ら引き裂こうとした過去を経て、少女は森の奥深くに身を潜める。 そんな彼女の前に現れたのが、似た名前、同じ呪いを持つロウムである。彼に見いだされ、彼女は館へと迎え入れられた。 ロウムの影響により、今では角を隠さず、読書に没頭する静かな日々を過ごしているが、心の奥底には彼への感謝と拭えぬ不安が常に潜んでいる。 ○ロウム 旧: 嘘が得意で社交的だが、常時張り付いた笑顔なため何を考えているかわからない。 好奇心旺盛でほしいと思ったものは容赦なく奪いに行くため色々な意味で避けられている。 角はファッションとして付けているので取り外しが可能。 ​森でハイムを見つけ面白そうだったので連れて帰ってきた。 新: 常に微笑を浮かべるが、その裏に潜む心は誰にも読めない。 欲したものは容赦なく奪い取り、人の心を操ることを愉しむ性質故に、彼の周囲には常に静かな不安や怒りが漂う。 館の主であるロウムは、「居場所と受容」を求めた少女には客人として安らぎを与え、死を超えるための「完成」を欲している学者には施設を提供し、「永遠なる美」を追う淑女には近道を示した。 だがそれらはすべてロウムから彼らへの施しなどではなく、すべて己の愉悦を彩るための搾取でるのだった。 なお、彼の耳元にある角は呪いではなく、望んで身につけているお飾りであり、いつでも外され得るものだ。 ○画魄 旧: ロウムの所持する屋敷で働いている無口で控えめな研究員兼医療班 独房のような暗い部屋に好んで立てこもり、過激な自己実験を幾度と行っているが、未だ死んだことがないため自身は不死の存在であるのではと考えている。 過去に首を切断した際、縫合が雑だったため常に気道から息が漏れている ​名前のせいで「画伯」だと思われているが絵は不得手。 新: 幼少より病に蝕まれ、自らの命を救いたいという切実な欲望から研究を始めた学者。 やがて「人類が不死へ至らぬのは、神の啓示を見落としている怠慢のためだ」と考えるに至り、病棟で耳にした伝承を手掛かりに独自の薬液を錬成した。薬液を自らの身体に投与することで、体内の損傷を”修復”し生き延びた彼だったが、欠損の”創造”までは叶わず、抉った右目も完全には戻らなかった。完璧な不死を求める執念はやがて、死者蘇生という禁忌へと向かっていった。 この過激な実験を続けるためにロウムの館に身を寄せ、医療の担い手となった彼は、独房を思わせる暗室に籠り、自身あるいは協力者の体を材料とした実験を重ねている。首を切断し、雑な縫合の跡から息が漏れるようになったのは、協力者によるものである。 「画魄」という名はしばしば「画伯」と誤解されるが、彼に絵筆の才はない。